もし マサモト先生というお医者様がいらっしゃったら。。。
ごめんなさい!
先日 ラジオを聞いていて
子どもが怖がるものを作って 言うことを聞かない時はそれを使う
ような話があり 思い出したこと
むかしむかし・・・ 長女が3歳の頃
次女が生まれ それまであまりグズることもなく とてもやりやすい子どもだった長女が
嫉妬からなのか 奇声を発したり わざと困らせるような事をしたり。。。
初めての経験で 戸惑い 翻弄されてしまったポカがとった策は
もう! そんなに言うこと聞かへんのやったら 注射してもらうから!
しょんなん うしょ やもん (そんなん うそ やもん)
ホンマやよ! 今から電話する!
どこの しぇんしぇいに でんわしゅるの? (どこの せんせいに でんわするの?)
本当にお世話になってる先生の名前なんて言えるはずもなく
(本当に病気になった時困るもんね)
とっさに出た 名前が マサモト先生
なぜ この名前が出たのか・・・ 自分でもよくわからない・・・
受話器の上げて 受話器を置いている所のボタンを手で押しながら
適当に 番号をプッシュして おもむろに受話器を耳に当て。。。
ツーーー と 通話音(?) の鳴っている受話器に向かって
あっ マサモト先生ですか? お世話になっています
ツーーー ・・・・・・・・・・・・
そうなんです 今日は長女のことで。。
はい・・・ 言うことを聞かないんです・・・
ツーーー ・・・・・・・・・・・・
やっぱりそうですか・・・ 注射ですか・・・
・・・わかりました 今から連れていきます
長女はもう半狂乱!
ごめんなしゃいぃ! もうしましぇん~! いうことききましゅ~!
それから何かあるごとにマサモト先生の出番が
次女が大きくなってくると 日に何度もマサモト先生が登場し
母の理不尽な要求にもかかわらず マサモト先生は母の味方で
自分の洗濯物は自分でたたみや~ マサモト先生が見に来るで~
友人が遊びに来て ゆっくりしゃべりたい時には
今 寝なかったらマサモト先生のところに行かんとアカンねん
どんどんエスカレートして 手術 という言葉まで
少し大きくなって疑問を感じるようになると
直接 先生に怒ってもらわなアカンなぁ と 受話器を持たせて謝らせたり・・・
彼女たちは 本当にマサモト先生が怖いものだから
受話器の向こう側から 何も聞こえなくてもパニクッてわからない
けっこう長い間 使わせていただきました。。。
すみませんでした。。。
いまだに 昔話になると
子どもの頃 マサモト先生はホンマに怖かったわ~
けど そんな事を信じるなんて 私もかわいかったなぁ~
などと 言っております (*^_^*)